2017年8月18日金曜日

どこがオススメ!?暗号通貨取引所 その2【CoinCheck】コインチェック

へいへいへーーーい

という訳で暗号通貨初心者たちのための取引所解体新書第二弾でございます。

今回の取引所はこちら


国内でも屈指のALTCOIN取引所(13銘柄)として知られるCCことコインチェックです。
ちなみにビットコインの現物取引出来高は国内最大となっております。スゴイ


コインチェックのトホホなところ

ともあれ、現物業界最大手という事もあって、何かにつけて色々とやり玉にあげられがちなコインチェックなので知っている人も多いだろうとは思います。

そこで現状問題となっている部分について再度検証し、今後の展望につなげていければと思う次第です。


1・Bitcoinしかトレードできない


誤解のないようにいえば、ビットコイン以外の売買はできるけども中間マージンが発生しちゃうってことだ。
 そのため買値を自分で設定したりはできないので、基本的に成り買いや成り売りしかできない。少し他の取引所にくらべて買うときは割高だったり売る時に割安になったりする。

 わずかな利益も逃したくないならちょっと気になる条件だ。

※BITCOIN 買い板 売り板を並べられる
※ALTCOIN 成りでしか売り買いできない


2・二段階認証の復元キーがない


二段階認証って、大体がスマホのアプリを使うことになります。
 どこぞのインターネットバンクのようにわざわざ専用の認証コード発行アイテムを送ってくれるわけではないので、普通はデバイスの変更などの理由で復旧しなければならなくなった時のために、復旧用のコードを発行できるようになっています。
 しかし、これを発行してもらえないので、二段階認証コードの発行時に表示されるバーコードをスマホで読み取る前に写メなり印刷なりしておく必要があります。

 これまた注意書きがないので気を付けよう(最近じつにこの手の問題は多い)。

※二段階認証はアプリを失うと復旧にものすごく手間取ることになる。トラブルの対策はしっかり行っておこう。


3・出金手数料が変更できない


これは所謂、裁定取引(アービトラージ)を考えるならば大きく影響してくると思う。
 2017.8.18の段階では、基本的に過不足なく送金できるBTCの手数料は、0.00017BTC(80円くらい)である。しかし、CCでは基本的に必要な額として0.0005BTC(およそ250円)を要求している。
 月に数回、もしくは年に数回程度の出金であれば何も問題はないが、前述のアービトラージをおこなうのであればこれはかなり大きな比重を占めてくる。
 つまり、CCは結果として他の取引所にくらべて独立した価格帯を持ちやすいともいえる。
 

コインチェックのすごいところ

ここからは最大手で新進気鋭といわれるCCのすごい所について解説していこうと思う。
 トレードだけじゃなく、暗号通貨を使ったサービスとしても面白い機能が満載だ。

1・UIに優れたトレードビューがすごい


ユーザーインターフェースの恩恵は、他のサービスと比べてみればその違いが歴然となる。
ログイン直後のこの操作からも売買はもちろんできるが、チャートを見ながら戦略的に売買を行いたいならトレードビューは必携だ。
売買ポジションの一括参照だけでなく、信用取引やレバレッジ取引もこの機能から直接行えるようになっている。
 ただ、チャートそのものはシンプルで、時間足を切り替えたり直観的に参照時間軸を操作できる程度にとどまっている。

 線を引いてみたり各種補助関数を使いたいなら、Cryptowatchのチャートが便利だ。
 ただし、対JPYで閲覧できるのはBF、Quoine、Krakenのみではあるのだが。。

2・レンディング(貸付)ができる


 買ったコインをそのまま寝かして値上がりするのをただ待つくらいなら、誰かに貸して利子をもらった方が賢い運用方法だとは思わないだろうか? ただでさえ日々平均数パーセントで対日本円価格が増え続けている昨今、折角買ったビットコインを安全保全のためにハードウェアウォレットに封印してしまう前に、レンディングをためしてみてはいかが?

※まずは【振替】メニューから、貸付に資金を振り替えてから操作します。

 ログイン後に右上のメニューから貸仮想通貨を選択すると、許諾確認画面が出てくるのでチェック&確認を済ませれば準備は完了だ。
左メニューでコインを貸すを選択すれば……
コインと期間を選んで。。。
あとは返ってくるのを待つだけだ。

ウォレットの肥やしにしてしまうくらいなら、ビットコインすらも運用するのが賢い運用法ってやつではなかろうか。
(トレードが下手ならこれが一番確実に儲かる手法だと思います。ぶっちゃけ)

3.決済導入がスンゲー簡単


 これまたトレードとはこれっぽっちも関係ないんですけど、CCって実店舗が利用できるような決済サービスが素晴らしく簡単に導入できるんですよね。
 それこそ登録して、アプリをダウンロードすればその場ですぐに使えるくらいには簡単です。

 ただ、決済可能なアプリは現在AppStoreでしか配信されていないので、iPhoneもしくはiPadしか利用することができません(そういえば導入店舗にiPad配るなんていう粋なサービスを展開していたくらいには、CCさんは導入に意欲的でした)。

 より詳しい店舗への導入方法については、トレード無関係のため割愛します!笑

4・ドル入金に対応


 手数料(25$)はかかるものの、海外からのUSドルの入金にも対応できるようになっている。ただし、他の取引所などからの送金はできず、本人名義の口座からのみ受け付けているのでそうした意味でのアビトラは出来ない。
 が、逆に言えば折よく海外口座を持っていて、アビトラ可能な状況であればかなり美味しいといえるかもしれない。

 もしかしたら国内最大級の出来高の所以はここにあるのかも……!?

5・その他

そこまで大きな話でもないけれど、普通よりも少しだけ電気代が安くなるサービスや、コインチェックの入会者を紹介すればアフィリエイト報酬(バックマージン)がもらえるサービスが展開されている。

 現物のトレード手数料は0%なので、現物ならとりあえず買ってみるという選択肢にも抵抗がなくていい。

手数料について

さて、Zaif(ザイフ)の時にも注目した出金や信用取引やレバレッジ取引の手数料だが、一覧がこちら。

出金手数料


BTC0.0005 BTC
ETH0.01 ETH
ETC0.01 ETC
XMR0.05 XMR
REP0.01 REP
LSK0.1 LSK
FCT0.1 FCT
XRP0.15 XRP
ZEC0.001 ZEC
XEM15.0 XEM
LTC0.001 LTC
DASH0.01 DASH
Bitcoin Cash0.001 BCH

取引手数料


MAXレバ手数料貸出期限
BTCなど5倍0.05%/日15日
JPY5倍0.04%/日15日

BTC,JPYともにZaifの方がすこしだけ安いのに加えて、期限が設けられていることに注目したい。おそらくはレンディングの関係だろうとは思うけど、やはり中期および短期のトレードで大きく相場がうごくと予測できるときにしか信用やレバ取引をコインチェックで行うメリットは少ないといえるかもしれない。

最後に

久々の長文クソ疲れる (-A-)=3

 というのはさておき、業界最大手ということだけあってチャットがものすごく粗ぶっていることがおおい。

 その分玉石混交の情報の洪水であふれているので、あえてチャットには参加しないことをおすすめしたい。

 しかし逆に【CC民】などと揶揄される奇妙な世界が繰り広げられているので、影響されない自信があるなら是非にでも覗いてみるといい。

 登録はこちらから行える。
ビットコイン取引高日本一の仮想通貨取引所 coincheck bitcoin
いずれにしても私から言えることはひとつだけだ。


健闘を祈るッッ!!

SeeYeah.

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