2017年6月5日月曜日

Ethereum(ETH・イーサリアム・エーテリウム)って何?

 ただしく読みを書くとややこしい感じになるので以降イーサとかETHでいいや。


 この何かの物質(実際賢者の石とかをイメージしたらしい)みたいな暗号通貨がソレです。

 このETHがどうしてビットコインと並んでデカい市場を持っているのか。
とりあえずイーサを知れば分かるんじゃないかと調べてみたので御覧じろ~




Bitcoin2.0

まず、ビットコインをおさらいすると 改変不可能な受渡台帳を持った価値あるデータ とかそんな感じ。
 いってしまえばそれだけのことしかできない(十分とんでもないけどね)。

 だから、「もっと多機能でもっと高性能な暗号通貨があったら便利だよね!」と暗号通貨の開発ラッシュが起きた時に言われてた言葉がコレ。

Bitcoin2.0

 つまりはビットコインの新しいヤツ。 次世代ビットコインやね!
 ビットコインを補う形で開発されたコインはサイドチェーンだとかマイクロペイメントだとか色々言われているんだけど、そうしたコイン群とは一線を画す存在として構想が進められたものの一つ、それがETHって話。


目指したのはスマコン


 ETHが何を目的に作られたのかと言えば、スマートコントラクトの実装だ。
 ビットコインは価値の受け渡しはできるけど、それ以外にもたくさんの情報を普遍の存在として共有できないかと作られた考え方だ。

 しかし、実はこのスマートコントラクト。

 いったい何をどこまで指すのか、という具体的な見解はまだハッキリしていない。というのも、今後スマコンの開発が進んでいくにしたがって、スマコンで扱える情報というものは飛躍的な広がりを見せるだろうと考えられていたりするからだ。
 さらには根本的に取り扱うデータそのものをスマコンとして考えるのかどうかでも議論が割れている。。。

 んじゃ何を指して「スマコンだ」と言えばいいのかというと、【契約】と【結果】なんていう言い方をされることが多いみたい。

 すごく簡単に言えば、家を借りたりお金を借りる手順をものっそ簡略化できる仕組み。

 まさにスマート・コントラクトだぁね!

スマコン実装までの道のり

で、実際どこまで進んでいるのかっていうと以下。

・アセット発行
・ICOプログラム
・その他契約などのビジネス支援プログラム

 アセットっていうのは独自通貨(トークン)とかそういう物。
 ICOってのはいわゆる公開資金集めのこと。発行したトークンを使って資金を集めていろいろなサービスを開発するよ~という機能だったり、支援金額に応じて先のトークンを分配したりしている。

 ただ、すでに一部問題になっていることだけど、支援金をまるまる盗ってドロンなんて話がゴロゴロしているので安易な投資は厳禁だ。ちゃんとバックグラウンドを調べつくした上で投資(トークン購入)しようね。

 で最後に残った契約プログラムだけど、デモクラシック・オーガナイゼーションなんて御大層な名前がつかられている代物です。

 前述したスマコンの基本思想に基づいて着々とすすめられている機能ですな! 
 

DEMOCRACY ON THE BLOCKCHAIN

さて、御大層な名前がついては居ますが結局のところ、ここで出来ることと言えば不正できない「投票」くらいのもんです。

 そもそも不正できない投票なんてものがある時点でどこかの民主主義国家に教えてあげたいくらいですがそれはさておいておきましょう。

 前項のアセットがETHをベースにしたいろいろなプロジェクトだとしたら、この機能はもっとスマートコントラクトを体現した形と言えます。
 そもそも、スマコンを実現していくには煩雑な資料や契約を決定づけるための沢山のデータが必要になります。そんなものをイチから開発者が用意するなんてナンセンス極まりないので、こういう「投票」ツールを作ってあとはユーザーが改変して使っていくような形をまずは整えたというのがホンネじゃないでしょうか。
 
 何を決議するのか、どんなデータをもとに採決をとるのかをユーザーに委ねたわけです。

 でもこれだけでどれほど革新的なことなのかは、こうした煩雑な事務処理に日々追われ続けている事務職の方々ならばお分かりいただけるかもしれない。

ETHEREUMが見せてくれる未来 

ビットコインは間違いなく金融に今後大きな変革をもたらしていくし、実際そういう動きが加速している。
 それに加えて、ETHがさらに紙やデータの契約をもっと強固でもっとスマートなものへと変えていくんだろうとおもう。

 BTCとETHがいまや大きな柱となって、電子商取引を変えようとしている。

 ユーザーとして乗り遅れるかどうかを懸念する必要はないけど、それを根幹として新しいビジネスが生まれたり、富の流れ方が大きく変化しているのは間違いない。もしも潮流にのって一旗上げようと考えているなら、今を逃すなんて手は考えられない。

 アメリカンドリームならぬクリプトコインドリームが、今後ますます吹き荒れていくことは疑いようのない事実だと思うからだ。

 なによりわたし自身、一昨年よりも、去年よりも、日を重ねるたびにずっとずっとその思いは強まっている。

筆者が啓もう活動中の暗号通貨は以下

C-CEX(ビットゼニー他の海外取引所)
Zaif(国内暗号通貨取引所BTC,XEM,MONAなど)

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